臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

美女と野獣


美女と野獣」を観てきました。ディズニーのファンタジードラマの名作「美女と野獣」をもとにフランスで実写映画化。評価はわかれるところのようですが。私は楽しかったです。

野獣役に「ブラック・スワン」のバンサン・カッセル、ヒロインのベル役はレア・セドゥー。バラを盗んだ父の罪を背負い、野獣の城に閉じ込められた美しい娘ベル。ここまでは、原作と大体同じである。

ベルも可愛くて美しくて、、、野獣が毎日用意したドレスに3回ぐらい着替えるのだけれどどれも素敵で、あと5回ぐらいドレス姿を観たかった。でも、ベルは、お城に閉じ込められたからといって、よよと泣いてるような女性ではない。芯が強く勇敢なのです。ベルの兄弟も加わったり、王子が野獣にされた謎など原作にいろいろストーリーが加えられている。

グリム童話を原作とした映画「白雪姫と鏡の女王」の白雪姫も7人の小人に剣術を学び、女王に立ち向かっていく。「スノーホワイト」の中の白雪姫も魔女である義母と武装して戦う。
シンデレラコンプレックスという言葉がありますが、これらの映画の中では嘘みたいです。
(シンデレラコンプレックスというのは、自立できない女性が、シンデレラのように、理想の男性が現れて幸福にしてくれるのを待つ心理)

「美女と野獣」も「白雪姫と鏡の女王」も「スノーホワイト」の主人公も本当に強い。王子様が現れるのをただ待っている女性ではないのです。王子様が全て脇役になっちゃっていました。

女性としては、子供の頃楽しんだ童話が楽しめて、女性が単にpassiveで幸せの青い鳥を待つ存在ではなくて、activeでaggressiveなところ、それでいて、きれいで可愛くてというところが受けるのでしょう。

でも、こういうテーマの映画を繰り返し、観るうちに男性が脇役に近くなってばかりいるのはちょっと?「アナと雪の女王」もそういえばそうだったような。

男性は、家庭内では、自分自身の感情表現をすることも、現実を見ることにかけても、女性に負けることが多いけれど、肝心な時に女性にはない視点で物事を見ていることが多いことにはっと気づかされます。

今、男女共同参画の名の下に社会への女性進出が進められていますが、男性の家庭参加への動きも進んだらいいですね。

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