臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

カウンセラーと相談者の関係

wallpaper-sky-sea-09.jpg

カウンセラーとの関係は日常的な人間関係と異なります。



簡単に言うと悩みや相談を聞いてもらえて、その悩みにあった適切な対応とアドバイスをもらえるという関係です。

 

そして、「限定された場所」「限定された時間」、時に決められた料金が発生するということです。



時間が限られていることなど枠組みがあることについて、時に不満に思われる相談者がいますが、限られた時間の枠組みがあるからこそ徹底的に相手の話に耳を傾け、需要、共感しながら、問題解決に役立つと思える技法を提案していくことができます。



カウンセリングの場所は今はゆるやかにする場合もあって(原則は個室のカウンセリンんぐルームですが)喫茶店やパテ―ションでくぎられただけのところで行われることもあるようになりました。家庭訪問の場合など。



どうして場所を限定するかと言うと、相談者をカウンセラーは守らなくてはいけないからです。誰も自分の悩み事を他人に聞かれたいとは思っていないし、個人情報が漏れることを恐れるからです。また。カウンセラーの信用問題にも関わってくるので、喫茶店などで誰かに聞こえそうな場合はそれでもかまわないかどうか相談者に確認していたほうが相談者が安心します。



自分の苦しみや悲しみを友人や家族に訴えていると、相手に負担ではないか、全然わかってくれないなどの思いがわいてくることがしばしばあります。それは、専門家ではないので当たり前のことなのです。


その意味では、カウンセラーとの関係では相談者が悩みを訴えても何も問題はないし、悩みに耳を傾けるのは当たり前のカウンセラーの役割です。ですから、カウンセラーの利用をおすすめします。



時折、あのカウンセラーは、カウンセリング場面以外のところで会ったら愛想がなくてなんていやな人かと思ったという話を聞きますがそれぐらいカウンセラーは相談場面と個人的な関係を分けています。日常生活において、誰に対しても徹底的に親身になって話を聞くことはできません。それではカウンセラーのメンタルヘルスも保てなくなるからです。


同時に相談者を守るためでもあります。枠をルーズにして友人関係になってしまったり、時に相談者が異性ならば恋愛感情を抱かせてしまうことは治療の目的にも反しています。

結果として相談者のためにもならず、信頼を失ってしまうことになりかねないからです。男性がそういう問題で時に訴えられたりするのは残念ながらそういうことが起こってしまうからです。そういう意味では男性カウンセラーは妻帯者や家族を持っているほうが女性の相談者にとっては相談しやすいと聞きますね。



これから、カウンセリングについて勉強したい方は心理カウンセラー、産業カウンセラー、キャリアカウンセラーなど短期に学べるものから、臨定心理士、臨床心理士などがっつり学べるものなどいろいろありますのでお調べください。



Comment

Add your comment

Latest