臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

子どものうつ病  2

前回のブログの記事でもこどものうつ病が増えていることをとりあげました。9月になってから、このところ病院でも子供さんのうつ病の受診が増えていると聞きます。

大人に較べたら、ほんの些細にみえることでも子供はうつ病を発症していることがよくあります。

勉強をちっともしなくなった、家族と口をあまりきかなくなった、なんとなく顔色が悪い、食事をきちんと食べないことが少し増えた、夜寝ないで、ネットやゲームばかりしている、
朝なかなか起きなくなった、手伝いを面倒がるようになった、友達との交流が減った、学校に行き渋るようになったなど、なまけかと間違えてしまうようなことがほとんどです。

原因も友達との関係がうまくいかなくなった、受験のストレス、失恋してしまった、身近な人の病気、死などで、大人なら乗り越えられるだろうと思うようなことが多く、発見が遅くなります。

大人のうつ病のように「死にたい」「自分は生きている価値がない」「自分は役に立たない存在だ」など、表現する力はまりありません。睡眠障害もあったとしてもなかなか上手く表現できません。「苦しい、辛い」と言えない子も多くいます。
また、部活などちゃんとやれていたり、仲の良い友達とは、笑顔で話すこともできたりしますので、よりわかりにくいのです。

なにか上記のような以前できていたことができなくなった、以前と変わったなと思う状態が2週間以上続くなら、スクールカウンセラーなどに相談してみてください。

不登校のお子さんの中にもいると思います。

お子さんのことを今一度見直してみてください。

児童精神科に行くのは?と思われるときは、こちらの「こころのグリーンルーム」もそのような時の対処、対応にはお役に立てると思いますのでどうぞご利用ください。


(お知らせ)
10月26日は、研修会のため、こころのグリーンルームは、お休みします。



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