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うたたね日記2019

臨床心理士です。私の趣味やら日々のことについて書いていきたいと思います。

言葉と言葉の間

これは、私自身のカウンセリングの中で思うことです。他のカウンセリングには当てはまらないこともあるでしょう。あくまで、私のカウンセリングの中で感じることとして。

相談者さんたちは、はじめて来談された時、涙をこぼしながらもきちんと話さなきゃ、整理して話さなければと思っている。だから、会話に間があると「すみません」。何を話すか忘れると「すみません」と言う。カウンセリングできちんと話せないことを申し訳ないと思う必要はない。相談者さんの言葉と言葉の間のしばらくの沈黙の時、言葉の情報では伝わらないものが、たくさん伝わってくる。本当は言葉で話している時も言語でないメッセージが伝わってきているのだけれど、それが、より明確になる。表情、顔色、姿勢、視線、目の表情、身体の痛みー胸が痛いやら、頭がぼーっとしているとか、胃が熱くて痛いとか、背中が痛いとかこちらの身体にも伝わってくる。そんなに強いものではないが...だから、無理して言葉に全てしようとしなくてかまわない。なかには、何にも話したくないから全部、超能力で当ててくださいっていう人も時々いるけど、それは、そんな力ないから無理だけどね・・・笑
みんなまとめてきちんと話さなきゃと思っているけど、そんなことする必要何もない。こちらが知りたければ、質問するし、答えたくなければ答えたくないと言えばいい。相談者さんたちが沈黙の中で私に教えてくれることはすごく多くて、時に私は言語の情報にまぎらわされない様々なメッセージが伝わってくる沈黙の時が好き。だから、カウンセリングだから、無理してきちんと話そう、まとめようとしなくていい。




相談者さんは、自分のことを、思いを表現がスムーズにできないといけない、カウンセラーに悪いと思ってしまうことがほとんどです。だから、最初から、そんなに生真面目に考えて来談されなくていいのです。わからないときはこちらから、質問します。答えたくないことは、答えたくないと言えばいいんです。気持ちを少し楽にもって、カウンセリングにトライしてみましょう。

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