臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

FAP療法を取り入れて

今年8月より、FAP療法を取り入れてみた人たちの治療者から見た変化について今回はあげてみたいと思います。私の場合、描画表出療法と組み合わせることも多いです。


今の職場に耐えきれないと思っていたが今の職場が自分には一番合っている、有利であることがわかり、FAP療法の呪文を唱えることにより、そこでの人間関係も良くなり、あせることなく、こつこつと今の職場で仕事できる自分になれた
-FAP療法のみ

職場の人の注意を毎日嫌がらせのように受けていたが、注意されなくなって反対に好感をもたれるようになった
-これまでの描画表出療法だけではうまくいかなかったので、FAP療法を加える

ダメんずならぬダメウーメンに関わってしまいやすい相談者がダメウーメンと関わらなくなった
-描画表出療法とFAP療法

体調があまりよくなかった相談者が、パートナーからの影響をできるだけ受けないよう工夫することで体調がよくなり、動くことができるようになった。体力はまだついていないのでこれからの課題
-FAP療法

職場でいじめのようなことをしてきた人が相談者に関わらなくなった
-FAP療法

体力も精神力もアップし、リーダーシップを発揮し、職場での力が買われ、給料がアップした
-描画表出療法とFAP療法



FAP療法は呪文をワークで唱える必要があるためにその場ですぐ効果が出るわけではないこともありました。外から見たら、自傷行為がおさまった相談者さんもFAP療法を行っているためだとすぐ気がつかないこともあります。そしてなぜか偶然、相談者さんにとってluckyなことが起こりやすいことも外側から見ていて感じられました。

また、描画表出療法は対面でしか行うことができず、新聞紙を広げて絵を描く場所がない面接場面では、行うことができないのですが、FAP療法は、言語のみで行うことができるので、狭い空間でも行うことができました。また、遠方で来談することが困難な方にも電話カウンセリングのみで行うことができて便利でした。
効果は、2週間から3か月で定着するということなので、相談者さんたちもそろそろFAP療法の呪文を入れ替える時期なのでほかのものに変えて行った時、どういう変化が起こるかこれから楽しみです。
また、報告したいと思います。

FAP療法についてはこちらを参考にしてください。
FAP療法は面白い!
緊張しちゃう人たち


(ここに載せさせていただいたケースについては相談者さんの了解を得ています)
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