いらいらの治療に描画表出療法とFAP療法を用いてみた
(このケースは相談者さんの了解を得て載せさせていただいています)
Aさん。20代女性。最近職場で一緒に働く女性Bさんにいらいらして仕方がないとのこと、いらいらがずっとおさまらないとのことで相談されてきました。
まず、描画表出療法で描いてもらいました。
いらいらを表現するような縦線の繰り返し。新聞紙5枚ぐらい描いたのですがいらいらがおさまる気配が見られませんでした。

そこでFAP療法の怒り発見器を用いてもらい、誰の怒りであるか調べてもらいました。そうすると自分の怒りでないことがわかりました。Bさんがが家庭の問題でいらいらしてしまうためだと理由も怒り発見器でわかりました。
それで、Aさんに「怒りの感情は私のものではありません。Bさんに返してください」と唱えてもらうとかなりのいらいらはすっとひいていきました。
それでも、いらいらは、少し残っていたので再度描画表出療法をやってもらいました。そうするとせきが時々出て、黒く濃い線で描く箇所が見られたので「昔似たような場面はなかったか?」聞いてみました。トラウマに近い体験があると濃い線を強く書く傾向はよく見られます。
そうすると以前の職場で似たようなタイプの人(イライラすると周りに当たるタイプ)に出会い、その人との関係でも大変苦労したとのこと、そこに治療者はAさんの心の傷付きを発見し、「お薬と言って塗ったら落ち着くかなあ」とAさんがお薬として選んだクレヨンで上描きしていきました。

2枚描いたものにクレヨンを塗ると AさんのBさんへのイライラはなくなり、Bさんに対してどうでもいい感じになれました。元気にまた職場で働こうという気持ちになれました。
最後に台風の影響でおそらく頭がぼっとして仕方がないと言われるので、頭に手を当てて描いてもらったものにスッキリするお薬と言って明るい色で上描きすると「頭の血液のめぐりが良くなったみたい」と頭もスッキリしました。

以上、相談者さんへ描画表出療法とFAP療法を用いたケースを書いてみました。

Aさん。20代女性。最近職場で一緒に働く女性Bさんにいらいらして仕方がないとのこと、いらいらがずっとおさまらないとのことで相談されてきました。
まず、描画表出療法で描いてもらいました。
いらいらを表現するような縦線の繰り返し。新聞紙5枚ぐらい描いたのですがいらいらがおさまる気配が見られませんでした。

そこでFAP療法の怒り発見器を用いてもらい、誰の怒りであるか調べてもらいました。そうすると自分の怒りでないことがわかりました。Bさんがが家庭の問題でいらいらしてしまうためだと理由も怒り発見器でわかりました。
それで、Aさんに「怒りの感情は私のものではありません。Bさんに返してください」と唱えてもらうとかなりのいらいらはすっとひいていきました。
それでも、いらいらは、少し残っていたので再度描画表出療法をやってもらいました。そうするとせきが時々出て、黒く濃い線で描く箇所が見られたので「昔似たような場面はなかったか?」聞いてみました。トラウマに近い体験があると濃い線を強く書く傾向はよく見られます。
そうすると以前の職場で似たようなタイプの人(イライラすると周りに当たるタイプ)に出会い、その人との関係でも大変苦労したとのこと、そこに治療者はAさんの心の傷付きを発見し、「お薬と言って塗ったら落ち着くかなあ」とAさんがお薬として選んだクレヨンで上描きしていきました。

2枚描いたものにクレヨンを塗ると AさんのBさんへのイライラはなくなり、Bさんに対してどうでもいい感じになれました。元気にまた職場で働こうという気持ちになれました。
最後に台風の影響でおそらく頭がぼっとして仕方がないと言われるので、頭に手を当てて描いてもらったものにスッキリするお薬と言って明るい色で上描きすると「頭の血液のめぐりが良くなったみたい」と頭もスッキリしました。

以上、相談者さんへ描画表出療法とFAP療法を用いたケースを書いてみました。
