臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

私の願い

いじめに遭った子どもは

自分には価値がないと思います

再びいじめにあわないように嫉妬を浴びないように

小さくなって小さくなって自分の存在がないかのように

あり続けます



ハラスメントに遭った貴方は

怒りや憎しみを持ちながらも

自分は仕事のできない人間だ

自分なんか社会の役に立たずだ

どこかで申し訳ないと自分なんかどうせと思いながら

日陰の道を歩き続けます



ブラック企業に勤めた貴方は

疲れきった身体でこわれた心を癒すこともできずに

会社に対する疑問と怒りをもちながらも

自分がやっぱりいたらなかったのではないか

能力がなかったのではないかと自責の念にいつもつきまとわれます

不眠に悩み、ときにものすごい恐怖と不安に襲われながら

フラッシュバックに悩まされ続けます



災害にあった貴方は

恐怖を味わい

大事な人を失い、うちを失い、財産を失い、

打ちのめされ、絶望を味わい

無力感に支配され

立ち直るすべがわからず

涙を流し続けます



そして時に死を選ぶ人もいます



だから、貴方が急性ストレス障害ややPTSDなるような痛手を負うことがないこと、こころの傷を深く負うことがない世の中であることが私の願いなのです


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Comment

CHIBI  

確かにそういうことがない社会は望ましいし理想かもしれないけど、
残念ながらお起るべくして起り、決して鳴くならないどろうね。
そうした加害者もかっては被害を経験して来ていたりね、、素人的
にはどうしてはっきり「ノー」が言えないのと思うけど、被害者に
はそれがどうしても言えない心的葛藤があっての事なんだろうね。
出来るだけ思いやりのある優しい社会でありたいけど、これからも
ギリギリの境界線にいて悩む人達は常にいるだろうね。手を差し伸
べ、悩みを聞き現実社会に向き合えるように導く仕事はとても大切
ですね。頑張ってね。

2017/10/05 (Thu) 09:48 | EDIT | REPLY |  

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