臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

自分の痛みと他人の痛み

はじめて知ったとき、怒り発見器って何だ???って最初思いました。大嶋先生の本を読んだとき、オーリングのようなものかと思いました。でも、違う感じです。
最初は怒りの感情について怒りの原因が何か調べるために発案されたということです。

詳しいことは小さなことにイライラしなくなる本に載っていますが、P.56

コメント欄で以前質問があったのでアバウトですが、だいたいのやり方はこんな感じです。
①手の力を抜いてブラブラさせます。
②怒りの原因として考えられることをいくつか考えて、それが原因ですカ?と聞きながらブラブラ。
③その原因がイエスなら指がびりびりしたり、内側に曲がるような感じになります。
④当たっていないと指は何も反応しないので次々と原因と考えられることをあげてブラブラ。という感じです。

「○○にいらいらした。」「怒りを吐き出したい」「寝不足でいらいらしてる」という言葉に変えることができれば、怒りは静かなものとなります。

使ってみました。相談者さんにも了承を得て協力していただきました。
イエスだと人によって反応がいろいろ違うのですが、一番多いのはどこかの指がしびれるという反応。あとは、ふわっと暖かくなったり、指が内側に曲がったりします。手首がジーンとする人もいます。私も練習のため一緒にやってみました。

今、私が一番試しているのは、相談者さんがどこか痛いというとき。「それは自分自身の痛みですか?」と聞いてもらいます。私は私で「それは○○さんの痛みですか?」と自分に聞きます。相談者さんと私と両方でやるのは必ずしも一致しないことがあるからです。試しています。そうすると自分自身の痛みじゃないことがあります。天候のせいと出ることもあります。風邪のせいと出ることもあります。

他人の痛みの時は、「それはほかの人の痛みですか?」と聞きます。そして、イエスとなったら、他の人が誰かわかりそうなら、特定してもらい、「これは△△さんの痛みですか?」と聞いてもらいます。それで、イエスと出たら、「この痛みは私の痛みではないので△△さんに返します!」と言います。そうすると不思議なことに痛みが軽減します。△△さんからもらってたんだと思います。

誰からか特定できないときは「この痛みは私のものではありません。オリジナルの人にお返しします」と言います。それでも軽減します。

それを繰り返し繰り返し、人からもらいやすい人は忙しくて嫌気がさすぐらい面倒くさくなりますが、繰り返し返していると、自他の境界がしっかりしてくるようで痛みが少なくなってくるという経過を経ていきます。

そんな感じです。関心のある方はおためしください。

wallpaper-daisy-photo-03.jpg

Comment

Add your comment

Latest