臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

身近な人の突然の死

昨日コードブルー最終回でしたね。誰が亡くなってしまうのか、生き残れるのか、はらはらドキドキの事故現場。最後は仲間のつながりの大切さ。フェローたちが、シーズン3の開始当初から比べて、かなりたくましくなりましたね。

白石(ガッキー)の救命が出来上がる日も近いのかもしれません。

ということで、コードブルー3、最終回でしたが、まだまだ見たいと思っていたらと思ったら、コードブルー、番組ラストで2018年に映画化されることが明かされました。楽しみです!どんな話になるのでしょうか?


私も事故現場の様子にはらはらドキドキしながら、誰も亡くならないといいなと思いながら、これまで災害に遭われて亡くなられた方のご家族や友人のカウンセリングを思い出していました。

私はそういう方たちにも自分の開発した描画表出療法でケアしてきました。

そういう目に遭われた方は、悲しみと自責の念とやりばのない怒りにまみれています。それはとめどめのない感情でおさまりどころのあてのないものに見え、相談者さんたちの言葉も涙も尽きません。大切なことは、誰かを相手に辛い思いを思い切り吐き出すということだと思います。


そんな時も新聞紙にクレヨン一本で亡くなった方への感情を感じる身体の部位(胸と喉、目など)に片手を当てながら殴り書きをしてもらいます。クレヨン一本で殴り書きをすると思いの他、苦しみ、悲しみを描きだすことができます。

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これは、まだ殴り書きの途中ですが、相談者さんほとんど全員が黒色のクレヨンを選択します。誰かが亡くなった場合、いろいろな感情が入り混じっているので、全ての感情を内包できる黒を選ぶのではないかと思っています。
癒しの色として相談者さんが描かれた絵に私に塗ってほしい色は様々な明るめの色が選択されることが多いです。相談者さんの描かれた殴り書きの上と隙間に丁寧にお薬を塗っていくように上書きしていきます。

相談者さんは、描きながら心の中で私に悲しかった、くやしかった、こんな人でね...とお話ししているような状態になられる方や身体の不快感、痛みをあくまで追求して納得いくまで描こうなど、描くときの気持ちは異なります(多分変性意識状態に入ってるのだと思います)が描画表出療法を用いると不思議ですが、これも短期間で心のケアが終了します。 時折様々な感情を感じるところが、のどのつっかえとして残っていたり、目に悲しみとして残っていたりするので、それも残すところなく描いてもらいます。

描き終わった後、ケアした後は亡くなった方へ心の距離がとれ、自然なお別れを行うことができます。心やすらかな状態になります。

昨日のコードブルーシーズン3最終回を見ながら、こういう描画をされた相談者さんたちのことを思い出したので記事にしてみました。

参考
私のトラウマ治療 描画表出療法

Comment

まろ  

おはようございます。
コードブルー
最終回家族みんなで見ました。

2017/09/19 (Tue) 07:31 | EDIT | REPLY |  

ころこ  

Re: タイトルなし

まろさんコメントありがとうございます。映画が楽しみです。

2017/09/19 (Tue) 07:54 | EDIT | REPLY |  

俊樹  

ころこさん、こんばんわ。
コードブルー、私も毎回見てました。
医療機関にお世話になることが多いため、医療ドラマは好きです。
避けられない「死」いつかは誰にでもその時が訪れますが、事件・事故のような理不尽な死の場合は受け入れ難いですね。
私は未だに母の死に拘りを持っています。謎だらけの母の人生をもっと知りたかったです。

2017/09/20 (Wed) 20:47 | EDIT | REPLY |  

ころこ  

Re: タイトルなし

俊樹さんおはようございます。お母さまのような死はお子さんにとって本当に受け入れがたいものでしょうね。私も自死で親を亡くされたおこさんのケースは持った経験はあります。本当に胸が痛みます。俊樹さん闘病生活も頑張ってくださいね。

2017/09/21 (Thu) 07:47 | EDIT | REPLY |  

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