臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

1時間で何ができるか...

おはようございます。雨がやんだら、あったかい湿めり気の中を泳いで歩いているような気持になって昨日は不思議な散歩でした。お布団を思う存分おひさまに当てたい!のが今の私の一番の希望です。

月曜日テレビドラマ「コードブルー」を見ていたら「一時間で何ができるか?何が起こるか?」をテーマにやっていたので、私もいつも一時間という時間の枠の中で(カウンセリングは50分のことが多いですが)最初の相談者さんが来られたら何ができるか、何をやっているか考えてみました。

ドラマの中では大変なことばかり起きていて来週忘れず必ずみなくてはいけないと固く決心しております。笑 みなさんも是非是非見てください。


カウンセリングの初回の一時間は時間の勝負みたいなところがあります。一時間でその相談者さんが、相談機関につながる気持ちになれるか、病院につながってくれるかとても大事な初回なのです。

まずは、困っておられること、現在の状況、生育史などを聞きながら、見立てです。
うつの可能性、発達障害の可能性、他の障害の可能性、PTSDの可能性などなど会話を勧めながら、生育史を聞きながら、チェックしていきます。病院にかかる必要があるかも?と思われたとき、相談者さんはたいていびっくりされるので慎重に慎重に進めていきます。
病院に予約をとる場合にも電話がとても苦手な方もおられ、また病院に何を話していいのかわからない方もおられるのでよく私はそばに付き添って相談者さんが電話します。相談者さんが答えに困ったら私に変わってもらいます。

そして、私のできるセラピーで何が相談者さんに提供できるか、外部機関なら外部機関の限界の中で何ができるか考えてみます。

病院は残念ながらすぐ予約しても早くて一か月から半年待ちのところが多いです。検査など必要な場合はもっと待ち時間を要します。

鬱になりかけの方、うつとおぼしき方が病院をあせりながら一人で待っているって本当大変だと思うからこちらの機関の予約状況で空きが多いときは、待ち時間にこちらの機関でサポートもします。カウンセリングが順調に行けば、病院にかからないですむこともけっこうあります。

トラウマも短期間で回復できそうならカウンセリングします。

あと、外部の機関につなぐことも重要な役割です。私の勤務しているところは、あまり長期間みれないので、それで私はブリーフサイコセラピーをやっているのですが、年単位でカウンセリング、サポートが必要なときは男女共同参画などの無料相談機関、ひきこもり支援機関、大学の相談機関などの様々な機関を紹介していきます。このブログの右側のリンクのところに無料相談できるところもリンクしてありますので、必要な方はいつでも見てください。

また、いじめ、ハラスメントなどによるトラウマ療法もいろいろな方法があることを説明しますが、ここまでやると相談者さんの頭が情報でいっぱいになってくるので少々早く動き過ぎな自分のテンポをコントロールしながら、次回へと、外部へとつなぎます。

以上こんなことを私の相談機関ではやっています。要点のみまとめてみました。わかりにくかったでしょうか???

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昨日こんな記事が載っていました。
発達障害者の就労サポーター ハローワークに設置 厚労省
できて良かったなと思います。発達障害の方たちの仕事探しから職場への定着までを一貫して支援すること、これ絶対必要です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170910/k10011133671000.html

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