臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

セクハラ野次に思う

東京都議会での女性議員に対するセクハラ野次が問題になってますね。

詳しくはhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000005-asahi-sociでご覧になってください。その後もいろいろな動きがあります。

男女雇用均等法(http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/danjokintou/danjyokoyou.html参照)は、政治家のみなさんが作ったんですよね。それを自らこわすとは!
それ以前に人間として言っていいことといけないことの区別もつかないのかとあきれてしまうニュースです。

民間企業などでは、ハラスメントは大きな問題として扱うところも増えています。コンプライアンスの点でも見過ごしにできないのです。

議員は議場が職場でもあるはず。職場で大声でセクハラ発言などすれば、一般の人なら何らかの処分を受けるでしょう。たかが野次ではすまされません。

セクハラやパワハラの被害にあい、心理的に不調になることも多いです。セクハラは女性だけが被害者とは限りません。男性も被害者となります。

そういう方々は、急性ストレス症状やうつの症状を多く、病院受診を必要とされるでしょう。でも、薬だけでなく、カウンセリングを受けることができたら、もっと早く治癒されるのではないかと思われるます。PTSDにならないですむことも多いでしょう。

セクハラにあった人もパワハラにあった人も、これらのハラスメントに対する対策がなされても、元の職場にはほとんど戻ることは、たいていの治療機関がすすめません。症状がより悪化するからです。そのため、経済的にも大変になります。

ハラスメントの相談にのってくれる相談機関はあります。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/
http://wwt.acw2.org/

しかし、多くは治療を目的にはしておらず、違法性の調査や原因究明、対策や是正が目的です。

これはこれで大切ですが、セクハラやパワハラにあって不調になってしまった方々の無料の治療的なカウンセリング機関ができたら、と強く願っています。

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