臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

有村架純の映画「ビリギャル」をやっと観ました!

朝ドラ「ひよっこ」で主人公みね子役の有村架純さん。高校生から20代への親の元を離れて自立していく主人公の微妙な変化をうまく演じているなと思って、以前から観たいと思っていた「ビリギャル」をやっと観ました。

実話を元にした話。
『ハナミズキ』などの土井裕泰が監督を務め、塾講師・坪田信貴著の「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を映画化。
成績学年最下位の女子高生が、ある教師の励ましで慶應義塾大学合格というむちゃな目標に向かって突き進む姿はさわやかですごい。有村架純が偏差値30の金髪ギャルを演じる。このギャップがいい。

あらすじ
名古屋の女子高に通うお気楽女子高生のさやか(有村架純)は全く勉強せず高校2年生にして、小学4年レベルの学力のギャル.毎日友人たちと遊んで暮らしていた。今の状態では大学への内部進学すらままならないと案じた母は、さやかに塾に通うよう言いつける。彼女は金髪パーマにピアス、厚化粧にミニスカートのへそ出しルックで渋々入塾面接に行き、教師の坪田と出会う。
「ひよっこ」の有村架純と全然違うんだけれど、可愛くて似合ってる。


元になった坪田先生 著の
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」から坪田先生とさやかさんのプロフィールをお借りしてきました。

(以下ネタバレもあります。御注意を)

プロフィール
坪田信貴坪田塾 塾長。これまでに1,300人以上の子どもたちを個別指導し、心理学を駆使した学習法により、多くの生徒の偏差値を短期間で急激に上げることで定評がある。「頭が悪い子などいない。ただ、学習進度が遅れているだけ。なので、遅れた地点からやり直せば、低偏差値の子でも1〜2年で有名大学、難関大学への合格は可能となる」という信念のもと、学生の学力の全体的な底上げを目指す。「受験だけでなく、人生を成功させねば意味が無い」というモットーから、教え子とは一生の交流になり、結婚式に呼ばれる事も多い。年齢などは「無用なラベリングをして他人を評価しがちな日本の風土を変えたい」ため、あえて非公開。マンガやテレビゲームが大好きで、妻とサッカーゲームで対戦するのが趣味。座右の銘は、「明日できることは今日するな。棚からぼたもち。あわてないあわてない、ひと休みひと休み」

ビリギャルプロフィール
さやか。中学、高校で学年ビリを経験し、高2の夏に小学4年レベルの学力しかなかった。素行不良を理由に何度も停学になり、学校の校長に「人間のクズ」と呼ばれたことも。高2の夏の坪田先生との出会いを機に、日本最難関レベルの私大、慶應義塾大学の現役合格を目指すことになる。結果、1年で偏差値を40上げて、複数の難関大学のほか、慶應義塾大学に現役で合格を果たす。現在は、ウェディングプランナーとして活躍する。

(映画を観て)
さやかちゃんがぐれたのは、夫婦仲の冷え切った崩壊寸前の家庭がバックにあります。お母さんもやはり機能不全の家庭で育ったので反対に子供を守ろうと行き過ぎてしまうことがあります。

塾に行き始めたころ、さやかちゃんが聖徳太子を女性だと思っていて、女性なのに「せいとくたこ」という名前は可愛そうだと思っていました。
平安京さんっていいくに作った人だと思っていました。
そんなさやかちゃんに坪田先生はあきれることもなく「まあいけるだろう」と確信できるのです。すごい!

坪田先生にしっかり動機づけされたさやかちゃんは友達大好き!はじめのうちは夜遊び、カラオケしながら同時進行で勉強していきます。この頑張りも両立も信じられません。

家のあらゆる壁はは次第に暗記メモのペーパーの貼り付けで埋め尽くされていきます。

それでも慶応という道は険しく、後半は週4日の塾通い。坪田先生に「学校の授業はみんなのための授業。君は君に即した勉強をするしかないね。」と言われ、学校で寝ることがほとんど。
そんな時お母さんが学校にさやかちゃんのことどうにかしろと呼ばれお母さんの言ったことがまたすごいんです。「この子は塾でも自宅でもずっと勉強しています。だから、寝るのは学校しかないから寝かせてやってください」って。モンスターピアレントと言われるかもしれないけれど子どもへの愛情と応援がつきぬけていて感心せざるを得ないんです。そしてさやかちゃんは英語の偏差値70超えるまで成長。

そして、1年で偏差値を40上げて、複数の難関大学のほか、慶應義塾大学に現役で合格を果たします。

坪田先生はさやかちゃんのもうひとつの成功のストーリーを作った人だと思います。「頭が悪い子などいない。ただ、学習進度が遅れているだけ」と考えている坪田先生はさやかちゃんのこともできると信じて疑わず、勉強ができるようになるハウツーをたくさん教えました。そして、お母さんは、不完全ながら徹底したサポート役。
もし、坪田先生との出会いがなかったら、さやかちゃんはもうひとつの人生、ダメギャルでどうしようもないダメ人生を送っていたかもしれません。

人生のストーリーは誰かがあるいは自分自身がを作っているんだなと考えさせてくれる映画でした。だから、可能性を信じればいくらでも人生は変えられるんだよというメッセージを感じたいい作品でした。

ビリギャルの予告編です。


参考
ビリギャル公式サイト

テレビっ子世に憚る

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