臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

感じていることを大切にー映画「インサイ ド ヘッド」より

昨日八咫烏さんからこういうコメントをいただきました。
八咫烏さんは、いつもよさこいを中心とした舞祭イベントを中心の写真ブログをやっておられます。躍動美あふれる踊る人間の姿が毎日アップされていて元気をもらえます。

八咫烏さんは「人間というのは、「一貫性」がない生き物なんだと思います。 よく、意見が一貫していない。ちょこちょこ考えが変わる、とも言いますが、たぶん、それが人間なんでしょう。「人間は感情の生き物である」と言われるのもよくわかります。
思うに、一貫していないことをちゃんと自分で自覚していれば、精神的な病は少し減るのかもしれません。ちぐはぐな自分自身。理性ではわかっていても、感情では許せない。そんな自分を認められないで理性だけに従って自分をしばっていると、それがストレスになり、限界を超えると症状が現れる。ってケースもあるのではないでしょうか」

これって本当にそうですよね~人間の感情ってちぐはぐな時があるのが当たり前 理性だけでしばっているとメンタルをやられやすいですね~
そんなことから 以前はてなブログで書いた記事を思い出してリライトしてみました。

2015-08-09
感じていることを大切にー映画「インサイドヘッド」より

昨年から気になっていた映画「インサイド・ヘッド」観てきました。

ストーリー

11才の女の子、ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち---ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。彼らは、ライリーを幸せにするために奮闘の日々。だが、ライリーを悲しませることしかできないカナシミの役割だけは、大きな謎に包まれていた…。 そんなある日、見知らぬ街への引っ越しをきっかけに不安定になったライリーの心が、感情たちにも大事件を巻き起こす。頭の中の“司令部”からヨロコビとカナシミが放り出され、ライリーは2つの感情を失ってしまったのだ! このままでは、ライリーの心が壊れてしまう! 果たして感情たちは、ライリーの危機を救うことができるのだろうか? そして、カナシミに隠された、驚くべき<秘密とは…?

予告編です


この映画のテーマは最初のドリカムの歌で語られます。 歌詞も書きましたが、音楽をそのまま聴いてくださるほうがよくわかります。カウンセリングにも通じるいい歌です。


インサイドヘッド 主題歌|ドリカム - 愛しのライリー
いとしのライリー
(この中の歌詞から抜粋)

悲しみも怒りもいっぱい感じて
楽しいも辛いもどんどん食べて
どんどん大きくなる

・・・
強がりも意地も うれしいも後悔も
ひとつひとつあなたを作る大切な経験と感情
強くなり
優しくなり
大きくなれ
・・・

おやすみライリー
今はこの腕の中で


悲しみ、怒り、楽しい、辛い、寂しさ、焦り、好き、大嫌い、強がり、意地、嬉しいも後悔もひとつひとつ大切な経験と感情であること、 それを子供にもわかりやすく伝えています。

どんな感情も大切なものであること、大切にすることによって、マイナスの感情も自分の中にあっていいと思え、あっていいと思えることによって、それらの感情が変化し、とらえ方も変化し、それらの感情に振り回されることが少なくなります。そして、エネルギーとなり、力となっていきます。



映画から内容は少し離れますが、こういう方法で感情を受け止める練習をするといいですよ

落ち着ける場所で、自分の感情をリラックスして自分の体をスキャンするように感じていきます。頭のてっぺんから、足の先までゆっくり

疲れてるな
息苦しいな
いらいらしてるな

昔のいやな思い出も出てきたり
ネガティブな考えも出てくるかもしれません

でも、すべてが「そこにそんな感じがあるなあ」と丁寧に味わっていきます


重かったら重いね
わからなかったらわからないそのままでいいんだよ

自分で自分の感覚を感情をそのまままにすること、そのまま受け止めること、大切にしてあげることで、何かが変わってきます。

ときどき、頑張ってるねえと自分に声をかけてあげてください。

そして、人はマイナスの感情ほど持ってはいけないと思いがちですから、ネガティブな感情ほど大切にしてあげてください。



そう、どの感情も大切で可愛い子供を抱きしめるみたいにマイナスの感情も抱きしめてあげてください。

この映画の主題歌もそれを後押ししてくれます。



こちらも過去記事です。お笑い記事です。過去記事と最近の記事のテイストがあまりにも違うので同じ人が書いてるんじゃないんでしょ!と言われることが時々ありますが、同じ人が書いています。

ブログ始めてはや一年

Comment

八咫烏(冬眠中)  

いやー、私のような素人の意見をご紹介いただきまして恐縮であります^^;ただ素人が思ったままに、自分の意見を言っているだけですので、なんとも申し訳ない限りなのですが^^;
いわゆる自分を見つめ直すやり方、というのはメタ認知みたいなものなんですかね?少し客観的な自分も入れてみるということでしょうか^^
子供と大人の違いは、ちょっと自分を遠くから眺めることができるかどうか、っていうところもある気がします。
私は特に仕事のとき、メタ認知を心がけていますね~。
そうすると、案外細かなミスが防げたりします^^
ところで、リンク先のブログを始めてはや一年にある、「血が滴る場面」とは一体・・・^^;

2017/05/23 (Tue) 12:47 | EDIT | REPLY |  

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