中井久夫先生に学ぶ「中井久夫の臨床作法」メモ
私はネモフィラと空と海と織りなす青のハーモニーが見たくてひたち海浜公園に連休中に行こうと計画していたけれど、テレビでゴールデンウイーク中の人気ナンバー1スポットで渋滞!いつもの3倍!というのを見て、連休終わってから見に行くことにしました。
この2,3日犬の散歩をしていなかったら咲き誇っていたタンポポがいなくなってシロツメクサに変わっていて、つつじが赤白ピンクと咲き誇っていたけれどもう一部が散りかけていました。緑の雑草たちが空に向かって勢いよくたくさん突き出しています。
いつもゆっくり内面世界を歩いているような私は季節に 気温上昇に取り残されるんでないかと焦り始めました。今年の4月、5月の外界時計は変化が大きく、早くておっとりモードの私にはまだまだなじめそうにないなあーそんな不安を抱きながら、ぼちぼち天才精神科医中井久夫先生の「中井久夫の臨床作法」を読んでいたけど、頭でも心でも理解しようとするとなかなか難しいです。
それでメモ的に心に残った言葉をあげてみることにしました。

中井久夫先生の患者さんに対する眼差し、姿勢を感じることができ、患者さん、相談者さんに対応する専門家が多くを学べます。私の中の言葉にならない思い、考えが表現されていることがあってやはりそうなんだなと思えます。
(←は私の一言)
診断書は医者だけが持つ強権です。勤め先に対して強制的に患者さんを休ませることができますから。十分活用しましょう。(←活用させていただいています。)
治療者が患者さんの描画動作を見ていることが重要で、別室で描いたものを持ってきてもらっても意味がないんだよね←(意味はありますが描画動作を見ていることは大事だと思います。)
ココロとカラだは不可分で"コラダ”としか言えません(←真実だと思います)
贈り物をもらうとあなた(患者さん)を特別扱いしてしまうから断っています(←患者さんの思いを大切にした断り方)
治る途中それまでの遅れを取り戻そうと倍働くようなヤマ気は出さないでください(←相談者さんあるあるですね)
待合室にまでクライエントを迎えに行くことやクライエントを呼ぶ声の調子、受付に花を飾ること、薬を渡す手つき、診察室に差す日光の角度への気配り・・・言葉以前のものを大切に(←ここに気持ちを向けることが当たり前であってほしいですね)
医者の仕事は何よりも希望を処方することである(←繰り返し書きますがこれ大切な貴重な言葉)
いかがでしたでしょうか?まだまだ好きな言葉はあるのですが、専門的すぎてわかりにくそうな言葉は載せませんでした。
私は昨日から仕事に入っています。休みが明けて仕事が始まる前は相談者さん不安です。
こちらは過去記事です↓
潜る