臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

良心のない人たちとの闘い



2015-06-08




しおりはパワハラにあったことがある。

毎日怒鳴られてばかりいた。 はじめての仕事で要領をえない仕事ぶりだったから、注意されても当たり前だとは、思っていたけど、怒鳴るのはパワハラでしょ。と思っていた。

ある人がこっそり教えてくれた。しおりの今の立場の人は、3年間に十人近くも自己都合で辞めているのだと。

しおりは、上司を観察した。行動パターンも分析した。上司がしおりにするひどいことは日記に書いた。上司からの威嚇するようなメールは削除したかったけれど、保存した。ICレコーダーも持ち歩いた。



そして、ある日上司に直接言った。「あなたのはパワハラ」だと。



上司は怒鳴らなくなった。しかし、自分の部下になる人にしおりを見張らせた。トイレに行く度についてこられるのは、いくら図太いしおりでもまいったよ。 それから他の人がしおりに関われないよう必死に画策した。



そんなことにenergy使うなら、人のための仕事してるんだから、そっちに気持ちを注げっていうの! 観察した結果、その上司は、怒ること、いじめることによって、快感物質が出てるのを感じた。 瞳がおかしい。だから、ハラスメントが止まらないのだ。治らないなと思った。



そんな中、いつもしおりを見てくれている何人かの強く暖かいまなざしがあった。上司の見えないところで心配してくれる人がいた。



  言葉のない励まし、見えないところでの励まし、それは、しおりを勇気づけた。 もちろん具体的には何もできないけどね。見えるようにかばうと自分がやられるから。



でも、思いは伝わる。決してあなたは、間違っていないよと言い続けてくれた気がする。だから、しおりは自信を失うことはなかった。



しおりは、会社の相談窓口に相談した。幸いその部署がおかしいと会社も気づいていた。

その上司は次の年には田舎に飛ばされた。









パワハラの問題を抱えていると、心身の不調やメンタルヘルスの悪化にもつながります。

パワハラの定義

職場のパワーハラスメントは、上司から部下への行為に限ったものではなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して行われるものもあります。

そのため、上記の「職場内の優位性」には、「職務上の地位」に限らず、人間関係や専門知識など様々な「優位性」も含まれています。

• ※同じ職場で働く者同士の関係以外にも、例えば、顧客や取引先から、取引上の力関係などを背景に、従業員の人格・尊厳を侵害する行為がなされる場合があります。

職場のパワーハラスメントとは、例えば、こんな行為。 職場のパワーハラスメントは、典型的には以下の6つに類型化できます。ただし、これらがパワーハラスメントに該当する行為のすべてではなく、これ以外の行為は問題ないということではないことに注意しましょう。

1. 暴行、傷害 身体的な攻撃

2. 脅迫、名誉毀損、侮辱、ひどい暴言 精神的な攻撃

3. 隔離、仲間外し、無視 人間関係からの切り離し

4. 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害 過大な要求

5. 業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと 過小な要求

6. 私的なことに過度に立ち入ること 個の侵害

(厚生労働省のリーフレットより)



これってパワハラ?と思ったら こちらに相談機関が載っています。

明るい職場応援団(厚生労働省)

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