臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

CMや映画の色に見る心理

先日描画療法について説明しました。当然のことですが、描画の中で色彩は重要な意味をもちます。作品の中でその人の見立てに役に立ちます。時に、最初にお会いした時の服装の色でもその方の性格がうかがわれます。
今日はCMや映画で印象的だった色の中の何色かとりだして説明してみました。

このブラビアのCMは赤が美しいです。

赤い色は「活力・情熱・興奮」といった強いエネルギーをイメージする色で、怒りや攻撃性というイメージも強いですがそれらも人の大切なエネルギーのひとつです。また自己主張の激しい、目立つ色でもあり、危険を表すサインとして利用されていますね。このCMからは子供の無邪気さ、元気さ、生命力が感じられます。ブラビアのCMはいつも本当に美しいなあと感じますね。こんな世界作れたらいいと思う。

この間見に行ったラ・ラ・ランドは音楽と色彩あふれる映画で色が効果的に使われていました。それが作品をよりいっそう魅力的で感性あふれる明るい動きのあるものにしていました。ラ・ラ・ランド公式サイト
今回は音楽はとばして色について。冒頭、夢を追いかける女子4人がダンスするシーンでは、イエロー、レッド、ブルーに、グリーンのドレス。
原色に近い感じの色に、はじけるようなイメージが誘われ、心躍りました。
また、主人公のミアと、セブが、高台で夜景をバックにタップダンスをするシーン。
夕闇の中で、セブの白いシャツに、ミアのイエローのドレス、そしてレッドのトートバック。
ここでも色の効果が計算されていたんでしょうね。
そして今度公開の映画「美女と野獣」のヒロインのドレス、やはり黄色なんですよね。今年は世界的に はやりは黄色なのかしら?とか思ってしまいました。「美女と野獣」公式サイト
黄色は太陽の光のような色、希望を示す色、明るさ、活発さ、頭の回転の良さ、反対に黄色の信号からくるような注意、危険を示すサインでもありますね。自己アピールの強さなど表すともされています。

青は心身の興奮を鎮め、心身が落ち着き、感情にとらわれず冷静に物事を判断できる効果のある色です。
青には「クール・爽やか・信頼感」といったイメージがあるので、企業のWebデザインでよく使われるそうです。、水や青空をイメージします。
また、誠実さを感じさせる色なので、人とのコミュニケーション、特に1対1のコミュニケーションをスムーズにする効果があります。
シンデレラの青いドレスは印象にまだ残っています。
ディズニー映画「シンデレラ」
今日は印象に残った映画やCMからいくつかの色をとりあげてみました。
私の描画療法ではまた色彩は違った形の取り入れ方を皆さんはするので、また機会があったらトラウマケアにおける色についても説明したいと思います。

カラーセラピーランド参考

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