臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

はじめて相談機関に行くには、 精神科・心療内科にかかるにはどうしたらいいですか?に答えてみます

これまで同じようなご質問が何度かあったので今日はそれを記事にしてみました。

病院にかかろう、相談機関にかかろうというときは、当たり前ですが具合が悪いです。そのため冷静な判断ができません。いきなり病院に飛び込んで「予約なしではだめですよ」と断られ、途方に暮れることもあります。そのためにもまずは問い合わせの電話をしましょう。受付の人が細かいこと、必要なことを教えてくれます。


最初相談機関にかかるときは、たいていの場合予約が必要です。内科などと同様に心療内科や精神科で飛び込みでも大丈夫な病院もあります。ただ、そういうところは待ち時間が何時間もかかる場合があります。必ず、予約が必要かどうか、当日OKでも待ち時間が長くてという気持ちになることもあるので前もって電話して確かめていきましょう。最近は自分が発達障害かどうか疑って自ら検査を受けてみようという人も増えてきました。その場合も発達障害に対応している病院かどうかきちんと確かめる必要があるのでまず電話です。相談機関も病院にかかってる方はかかれないなど制限があるところがあります。確かめていきましょう。


初回の面接は「インテーク面接」と言います。

そこの機関での対応が可能かどうか判断をするためです。
相談者さんもその機関が自分に合うかどうかご自分の心で確かめてください。心でというのは、理屈でなんかいいところかあってるところか判断はなかなかできないからです。心がまた行ってみようと思えたら、少しほっとできた、楽になったと感じたらあなたに合っている機関の可能性が高いでしょう。

初回の面接では、抱えている問題や症状、これまでの経緯などを話す必要があります。
具体的な内容としては、今困っていて訴えたいこと・年齢・性別・生い立ち・今抱えている病気・家族歴・どうして来談されたかなど聞かれます。

あなたが困っていること、これまでの経過などメモしておくとこれを言い忘れた!ということがなくていいです。初回は特に緊張もしていますから。

前もって調査票のようなものが送られてきて、あなたの困っていることを書いてくださいなど機関から前もって言ってくることも多いです。

相談される側にとっては情報収集を行うことともに、相談者さんとの関係作りが重要と考えられています。それがうまくできないと相談機関に行ったけどただ質問されただけだった、紋切り型の受け答えをされたなどの感想になってしまうことがあります。
対応可能な時は、 その機関でできることや限界をきちんと説明し、相談者さんが納得できること信頼関係を築いていくこと、治療や相談をしようということへの動機付けへとつながります。

追記
病院にかかろうとする人が混乱している場合、家族や第3者が病院に付き添ってあげる、家族や第3者が代わりに予約してあげることが大事な命を守るためにも必要になることがあります。
私の場合は代わりに外部機関に相談者さんの様子を説明し、私が見守りながら本人に電話予約ををしてもらうことが多いです。

(まだ答えが不十分かもしれません。その時はどうぞコメントなりで質問してください。)

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