臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

涙の形(トラウマ療法)

少しずつ自分の開発した治療を言葉にしてみようとメモです。

相談者さんに落書きしてもらいました。
[涙の形]という題で  (絵を回転しても元に戻ってしまうので絵は首を傾けて見てください。)

星だったら「こんなかなあ」
泣いてるけれどトンガっているところにエネルギーも感じる 泣くのも元気よく泣きそう、わんわん泣きそう
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雫だったら「こんなかなあ」
一滴このしずくの後に「こんなことがあってね~」とその人の物語が始まりそう
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ハートだったら「こんなかなあ」
うーん恋のせつない涙かな~やっぱりお話が始まりそう
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などと勝手に想像でお話してみました。


本当はね、私のトラウマケアで目を閉じて実際に描かれるのは下のような絵がほとんどです。
外から見たらただの殴り書きですね。
その中にその人の胸の痛みや、とめどめなく押し寄せてくる悲しみをこちらが直観で感じます。
書いている人から伝わってくる身体の痛み、もやもやを手掛かりにします。
そういうところはもしかしてFAP療法に似ているのかもしれません。

クレヨンの筆圧から、線の長さからその人のenergyが伝わってきます。
線の勢い、繰り返しの多さ、鋭角が多いかどうかも関わってきます。
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でも、トータルでは殴り書きを通して 時に言語を通して、おしゃべりしている相談者さんへどれだけ深いレベルで共感できるかということが相談者さんの悩んでいること、トラウマを解決することに結びついているのだろうと思います。ネット上では鈍い私も面接場面では直観力が勝負どころかもしれません。

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