おじいちゃんが死んだこと
おじいちゃんは家族のだれよりも優しくて
お父さん、お母さんより優しくて
遠く離れてすんでいたけど、私の学校のこととか勉強のこととか心配してくれた
一人暮らしを始めてからは、自分が作ったお米や野菜を送ってきてくれた
そんなおじいちゃんが具合が悪くなった 入院した
見舞いに行ったとき、いつも苦しいところを見せないおじいちゃんが辛そうだった
もっとお見舞いに行きたいと思っていたのにおじいちゃんは死んでしまった
お見舞いに行けばよかった そればかり悔やまれる
おじいちゃんが夢に出てきて、私が英語がわからないと言っていると辞書を引っ張り出して単語を調べてくれた
おじいちゃんのことを思い出すと悲しい やりきれない
自分の周りの大事な誰かがすぐにでも死んでしまいそうな気がする
涙が止まらない
人は近しい人やペットを失うとそれに伴う悲しみ、自責の念、怒りに襲われます。それがA子さんの場合5年たっても消えていない状態でした。
いつもと同じように描画療法によるトラウマケアを行いました。50分1回で終了して、A子さんは亡くなったおじいちゃんと適切な距離がとれ、悲しみを乗り越えて落ち着きました。
描画はこんな感じです。目を閉じて描くために上手下手が全く関係ありません。

(このケースについても相談者の了解をとってあります)
今日の動画です。
軽井沢のホワイトクリスマス ウインターイルミネーションです。
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