臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

トラウマの音


ガチャーン

窓ガラスの割れる音

バン

ドアの叩かれる音

生徒の怒声

叫び声

先生の怒鳴り声

物が飛び交う音

そしてその中のあなたの恐怖

脅え 

沈黙


あなたが線を描いている間ずっと聞こえていたよ

感じていたよ

 
流れとともに

恐怖は

怯えに代わり

怯えは

いらいらに代わり

いらいらは怒りとなって表出された


そして最後に恐怖の対象が遠くなって

安心したあなたがいた





私のトラウマ療法は描画で行います。
不快なもの、もやもや、痛み、いらいら、悲しみ、寂しさなど感じる体の一部を感じながら目を閉じて新聞紙に殴り書きするものです。
ですから、難しいことはなく、絵の上手下手はありません。みんなこんな風な感じの絵になります。それから簡単ないくつかの手法を加えるだけです。
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ここで表現したケースの20代の女性は所要時間30分2回で3年間の学級崩壊で覚えた主に男子生徒への恐怖がなくなりました。悪夢にも見なくなりました。食欲も正常に働くようになっています。これまでのケースで効果の後戻りは見られていません。

(ここで紹介したケースは相談者の了解を得ています)
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