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うたたね日記20176

臨床心理士です。私の趣味やら日々のことについて書いていきたいと思います。

「承認をめぐる病」という本 斎藤環

以前から気になっていたのだが、斎藤環先生の「承認をめぐる病」
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「今日は何をしたとか、誰と遊んだとか、わざわざSNSに投稿する意味があるのだろうか。「そっと心に秘めておけば良いのに」「FacebookとTwitterだとキャラが違う」等と違和感を覚えた場面も少なくはないだろう。どのような内容ならば「いいね」数を稼げるかツイッターのフォローを増やすために考えた末の投稿なのだろうか。冷めた視線を注ぎながらも、自分にも身に覚えがないわけではない。かつての若者よりも現代人は「人に認められたい」という欲求が強いのではないだろうか。」ざっくりしているがこういう内容の本である。

amazon承認を求める病

確かに自分の日記のようなことをネット上に出さないできちんと守りがある若者もいる。いわゆる昔ながらの徳といわれる謙虚さを持った人もたくさんいる。また、反対に自分は承認欲求が強いんだと堂々と叫んでやまない若者もいる。いいねがないと不安だという人もいる。私はそこに若者の心性を見るようで特別に違和感を持ったことはないが、心に秘めておける若者の中には、承認欲求が強くてあれこれ自慢する人たちに批判的な人が多い。
承認欲求の強い人たちはなぜ育つのだろうか?ネット上ではたくさん見かけるが、確かに周りからひんしゅくを買うだろう。たたかれている場面にも遭遇する。これは病なのだろうか?それとも何らかの最近の社会の問題を表している象徴なのだろうか?
よくわからないことが多いのだが、承認欲求が強い人は、反対に少しでも厳しい意見を言われることにすぐいらだちを覚えやすく、
ほめられることばかり周りから求めていて、それがきりがなくて、内面的な成熟があるかどうかということである。そこで関係の作りづらさを感じることはよくあることである。この本の中でも自分では自分のことを承認できず,他者から過剰に承認を求め,認められないことに過剰に反応する人を中毒状態(境界性人格障害)としているが果たして本当なのだろうか?確かに自分で自分を承認できない感はある。
これからもそういう人たちがどういう成長をしていくか見ていたい。ツイートで斎藤環先生の考えに触れることはたびたびある。本はまだじっくり読んでいない。また、きとんと読んだら感想書きます。非常に関心のある分野です。

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