臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

娘が学校に行きません親子で迷った198日間 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

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Amazon娘が学校に行きません

お子さんが不登校になったとき、おかあさんの中にどんな気持ちが起こるかよくわかります。おかあさんの気持ちに浮き沈みがユーモアを交えて描いてあるので、真実はもっと深刻と思われる方もいるかもしれませんが、お母さんがたにお話を伺っているとこんな気持ちの浮き沈み、子供に寄り添いたい気持ちと子供にいらいら.....たどります。そんな経過が理解できる本です。

ここには、多くの援助者が登場します。担任、保健の先生,校長先生、小児科医、学校ママ。(残念ながら小学校にはSC配置が遅れているためかスクールカウンセラーは登場しません。)
主人公の親子を取り巻く人たちが、結構よく不登校を理解してくれていて、時にチームとなって不登校の本人に無理のないように援助の手を差し伸べていきます。
この本は実話ですが、周りの人に恵まれていすぎ、理想的すぎると思われる親御さんもおられるでしょう。確かにこれはすべて良い方向に行って恵まれたケースかもしれません。そういう意味では先生方も参考になる本ではないかと思います。
ちょっとお父さんの役割を作らなさすぎカナ~

もし自分のお子さんが不登校になっても家庭だけでなんとしないで、あきらめずに専門家、理解者を探そうという気持ちを持たせてくれます。時間をかけて取り組めばきっと解決できるという希望を持たせてくれる本だと思います。

漫画なので子育てで疲れているおかあさんも時間をかけず、気楽に読めます。お勧めです。

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