臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

精神的に悩んでいる方の理解の一助に「メンへラちゃん」

今日紹介するのはメンヘラちゃんという漫画です。精神的な病が理解できるできたら楽しい漫画を時々紹介していきたいなと思っています。

「メンヘラ」ってあまりいい意味で使われていませんね、時に差別用語で時に自虐的に使われている言葉ですが、このマンガ読んだら、「メンヘラ」ってもしかしてかわいいことかな!?という意味??かと思います。

精神的に悩んでいる方は、つらい世界がこんなに面白く描かれていておかしいいよ~とか思われるかもしれません。あまり読まないほうがいいかもしれません。

でも、健康な方は普通精神的に病んでいる人は重たくてどうも苦手ということが多いですね。そういう方が軽く読めて普通笑えないところで何度も吹き出して楽しく、病んでいる世界を少しわかることができる本です。

死にたい気持ちや行動もブラックユーモアで描かれていて、日本には漫画があるからこそ、描けるかわいいメンヘラの世界でないかな。

上巻では、不登校のメンへラちゃん、不登校の病弱ちゃん、けんこうくんんが登場しますが、それぞれのキャラがほのぼのとしています。不登校自体がよく描けているというより、精神的にたびたび死にたくなる人のこと、服薬している人のことが重たさがなく、よく描かれていると思います。

そして、メンへラちゃんを支えようとするけんこうくんと病弱ちゃん。下巻はもう一人男の子が登場します。みんな優しいです。上巻から下巻へと、みんな中学生から高校生へとそれぞれの進路に向かっていきます。少しネタバレをしてしまいましたが、普通で聞いたら深刻な内容を明るく笑いながら読めて、不登校とか精神的に病んでるとかこういうことかもと少し理解をさせてくれる本です。
怖い、重いと思う世界をかわいく、ほのぼのと笑える世界として描いています。

ネット上でも時折、病んでいる子の周りにそれを守るかのように集団がいて、その子が傷つかないように傷つかないようにしているのを見ることがありますが、そういうところと少し似ているかもしれません。

私は自分が少々お節介な病弱ちゃんに似ているなと思いました。病弱ちゃんはBLが趣味ですがそれは違います(笑)

主だった登場人物が本当かわいい!!作者が15歳から17歳で描いた漫画だからなのかな?まだ、未成熟な感じもよく描けています。こんな気持ちの優しい子たちが中学生や高校生にたくさんいたらいいなと思います。精神的に病んでることとか、病弱なこととかのぞいてね。



過去記事です
去年は、ひっくり返ったセミをもとに戻すと寿命が延びることもあると知って、みんなでやっていましたね。夏休みの思い出です。

臨床心理士のうたたね日記 「ひっくり返ったせみの救急隊」

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