臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

Archive: 2018年05月

クレヨン療法が生まれたとき2

 15, 2018

加筆修正しました。絵を描くときに人は大人になればなるほど「上手、下手」にこだわってしまいます。どうしたら、人が上手下手にこだわらず、クレヨンで自分の感情を表出できるかも考えなくてはいけないところでした。そして、同時に身体に起きている不快な感覚に集中できるか...目を閉じて描いてもらえばいいのだと思いました。みなさんの描く絵はこんな絵が多いですよと殴り書きをしめし、目を閉じて描いてもらう。ほとんどの...

クレヨン療法が生まれたとき

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 12, 2018

私がクレヨン療法を思い付いたのは、中学生や高校生のスクールカウンセラーをやっていたときでした。相談者さんは言葉にならない思いをたくさん持っていて、内的世界をことばで表現しようとするならば、言葉によって取り上げられたもの以外に取り残された部分がたくさんあります。会話によって伝えられることには限界がある。それを感じてそれをそのまんまありのまま表現できる方法はないかと考え始めました。子供のころの私は本当...