臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

Archive: 2015年02月11日

ユーモアの働き

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 11, 2015

昔読んだフランクルの「夜と霧」が気になった。有名な精神医学者V・フランクルはナチスの強制収容所での常に死の隣りあわせという壮絶な苦しみの中、生き残った人々に生きる力を与えた3つのことを『夜と霧』の中であげている。それは日々祈る人、音楽を愛する人、ユーモアのセンスを持っている人が生き残ったということである。フランクルはユーモアの効用として、「自己距離化」という概念を述べている。死の隣りあわせで、絶望...