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うたたね日記20176

臨床心理士です。私の趣味やら日々のことについて書いていきたいと思います。

欅坂46「アンビバレント」はよくわかる

お久しぶりです。相談者さんに欅坂46の新曲今度もすごくいいですよと言われて、あわてて聴いてます。「ガラスを割れ」も格好良かったけれど、この「アンビバレント」もすごくいいです。
アンビバレントはこんな意味。同じ物事に対して、相反する感情を同時に抱くこと。ambivalent。一人の人物について、好意と嫌悪を同時に持つ、などのようなことです。
今回の曲もやはり、アグレッシブ。歌詞ももちろんですが、踊りや衣装もメッセージ性をたくさん含んでいる感じ。一緒に社会の枠を超えて、跳びまわりたくなります。歌詞に含まれたメッセ―ジ。思春期だからと言ってしまえばそれまでなんですが、みなさんもこんな思いになることたまにありません?


一部共感できる歌詞をこちらから抜粋しました。https://myarekore.com/2627.html

好きだと言うなら否定しない
嫌いと言われたって構わない
誰かの感情 気にしてもしょうがない
他人に何を 思われても
何を言われても聞く耳持たない
干渉なんかされたくない 興味がない

孤独なまま生きていきたい
だけど一人じゃ生きられない


あっちを立てる気もないし
こっちを立てる気だってまるでない
人間関係 面倒で及び腰
話を聞けば巻き込まれる
いいことなんか あるわけないじゃない
それでも誰かがいなけりゃダメなんだ

ちゃんとしていなくちゃ愛せない
ちゃんとしすぎてても愛せない



不登校の子供たちやひきこもりの人たちは、こんな気持ちかもしれませんね。

張り込み

うちの町内は、半年に1度、資源ごみのゴミ当番がやってくる。
前日の未明にゴミを出す人もたまにいるので(決まりでは、してはいけないことになっているのだが)、前夜から、仕分けのための看板やごみ袋を出しておかなくてはいけない。

丁度、先輩と電話でのおしゃべりが終わった23時半ごろ、準備を始めた。 そこへ白い車がやってきた。

私が、準備している間、一人の男が車の中で身を隠しながら、こちらの様子をじっとうかがっている。私が振り返ると身をかがめる。サスペンス映画の主人公になったようでうれしかった。

私が、姿を消したら、おそらく大急ぎでトランクから段ボールやペットボトルや空き瓶などを出したに違いない。映画なら、私をつけるか、死体を出すところだろうに残念だ。


あくる日、6時半に行ったとき、スーパーのビニール袋に入った空き缶と電子レンジがおかれていた。サスペンス性は何もなかった。
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コメントいただいたH様へ
何度もお問い合わせありがとうございます。お問い合わせの記事は修正、加筆して出したいと思っています。いま、忙しいのでかなり後になると思いますがお待ちください。

クレヨン療法が生まれたとき2

加筆修正しました。

絵を描くときに人は大人になればなるほど「上手、下手」にこだわってしまいます。どうしたら、人が上手下手にこだわらず、クレヨンで自分の感情を表出できるかも考えなくてはいけないところでした。そして、同時に身体に起きている不快な感覚に集中できるか...
目を閉じて描いてもらえばいいのだと思いました。みなさんの描く絵はこんな絵が多いですよと殴り書きをしめし、目を閉じて描いてもらう。ほとんどの人が形を描かなくていいんだ、殴り書きでいいんだと思います。
そして、目を閉じて描くからはみ出す心配をしないように新聞紙ぐらいの大きさの紙が必要で、発散するため描くときは何枚も必要で、描く紙は新聞紙になりました。相談者さんが描いている間治療者が新聞紙の両側を押さえている形が相談者さんの吐き出したもの全部受け止める形になり、ホールドする形になるわけです。

(ただ、新聞紙の中でも描く面は、できるだけ情緒刺激の少ない強い色が入っていない紙面で人物の大きく描かれているものでない紙面を選んでいます。)

実際相談者さんは描いている間「過去にこんな辛いことがあってね、すごく悲しくてね・・・それが長く続いて自分はもうだめかと思ったんだ」みたいなおしゃべりをカウンセラーにずっとしている気持ちになるそうです。

こんな過程を経て今描く道具は24色のクレヨン、新聞紙になりました。



そしてなにか不快を感じる身体の部位に手を当てて、目を閉じて描く形になりました。




クレヨン療法が生まれたとき1

「Dr.倫太郎」をやっと見てみた !

過去記事です。




堺雅人演じる大学病院に勤務する41歳の主人公・日野倫太郎は、内閣官房長官を常連患者に持ち、コメンテーターとしてテレビ出演もこなすスーパー精神科医。



1回目、見た時、精神科医ってこんなじゃない!と批判的に見ていたので、いらいらしそうなのでずっと見なかった。ネットでは、定かでないが有名な臨床心理士も制作に関わるようになって、3回目ぐらいから良くなったと書いてあった。



また、精神療法はこんなんじゃない!と思うかと恐る恐る見ていた。なんだか初回より内容が落ち着いている。



まあ、倫太郎が夢乃(蒼井優)のことを患者(ドラマでの設定は二重人格でギャンブル依存のどうしようもない母親をもっています)と思っているのなら、自宅に入れたり、ハグしたり、めちゃくちゃおかしい。患者さんへの身体接触は本当に慎重でなくてはならない。

倫太郎の家のモップ犬がいなくなったら、病院のスタッフ総出で探しに行くとかありえないし、研修医が初回面接で患者さんに自分の恋愛について語るなんてありえないし、色々、実際の治療とは違うやり方がみえたが、やっとドラマなんだからと距離を置いてみることができた。



「あなたは悪くないんですよ」という言葉はいい響き。

患者さんはいつも本当に自分自身を責めているから。

相手の目をまっすぐに見ながら、ゆっくり温かい口調でいう堺雅人はやっぱり素敵!



ドクターはこんなに時間をかけて診療することはない。それが普通。東京に一か所女医さんが予約制で一回50分診療をしてくれるところがあるがまれだろう。



ただ、最近、相談者から、「ドクターがパソコンばかり見て、自分の方を全然見ないんですよ」という話を時々聞くようになった。



やはり、患者さんにとって、ドクターは絶対なのだから、5分でも患者さんの顔を見て話してほしいなと思う。





今日、行った病院のドクターは、私をちゃんと見つめてくれなかった。









歯医者だから。



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