臨床心理士のうたたね日記

臨床心理士です。日々気ままに気がついたこと、関心のあることについて書いています。

発達障害と遅刻

わたしはいつも職場に遅刻しました

遅刻はしなくても仕事開始時間ぎりぎりでした

どんなに朝早く起きて頑張っても

朝の忘れ物多くてそれを探すのでまた時間ぎりぎりぎりになりました

自分でもなんでこんなになるんだろう

わかっているのにどうしてこうしてしまうんだろう

悩みました 理由ががわかりませんでした とても悲しかったです

そんなかんやで職場の上司から注意もされいじめもされ

やめざるをえなくなりました


ふとした時に耳にした言葉「発達障害」

私の遅刻は、発達障害からきているのではないかと思いました

そんなわけないよなと思いながら、自分を振り返ると細かいミスもものすごく気をつけないと起きてしまうし

それに使うエネルギーは半端ないし

本当に悲しかったけれど発達障害の傾向があるのではないかと思いました

でも、同時にこれ自分の責任でないんだな、だからちょっとやそっとの努力でも

どんなに注意されてもなおらないんだと腑に落ちて、すごく自分を責める気持ちも少なくなりました


これを治すにはどうしたらいいか

私はいろんな方法を考えました

朝でかける準備は前の日にするようにしました

でも、やっぱり忘れ物があるときもあるので、出かける時間のもっと前からゆっくり準備を始めるようにしました

ゆっくり早めに出て、時間が余ったときは

職場のすぐ近くで珈琲飲んだりして時間をつぶしていくこと

それでも本でも読んでると夢中になると時間を忘れてしまうので道行く人々をウオッチングすることにしました

あんまり早く行きすぎて、上司から「なんでこんなに早く来るの!」と言われたこともありました

でも、遅刻するよりはずっと評価され、仕事の能力も評価され

遅刻したという罪悪感もなく、私は今の職場で思う存分、力を発揮できています


(この記事は、多くの相談者さんのケースをもとに私の想像の翼を広げて書いています)

MORNING SUN (インナーチャイルドを癒すこと)

ふとショーウィンド―に映った自分の疲れた姿を見て

おかあさんに言ってもらえなかった言葉を思い出した

あなた可愛いね!

一度も言ってもらえなかった「可愛いね」

うつむいたら

ほめてもらえなかったと胸がつんと痛んだ。苦しくなった

自分の心の真ん中がからっぽの私を映し出しているよ


寒い空気の中つんつん冷たい空気がほっぺに当たる

空を見上げて優しいあったかい朝日見たら

しょげるな、しょげるなってはげまされている気がして

思い切って自分に「私可愛い」と言ってみた。

もう一度もっと力強く「私可愛い!」と言ってみた。

繰り返し何度も何度も自分に言ってみた。

そうしたら、心の隙間が「可愛い」という言葉であふれてきて、胸が少しずつ温かくなって、空洞がなくなって

「可愛い自分」がちゃんと立っていたよ!

(心の中には、癒されなかった子供の自分が誰しもいます。それが、容姿のことでコンプレックスをもっていたり、能力のコンプレックスを持っていたり...そんな時自分で自分をほめてあげること。「可愛いね!」綺麗だね」「能力あるね!」「すごいね!」っていってあげると力がわいてきて、インナーチャイルドが癒されて、自分の基盤がしっかりしてきます。)


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LINE相談について考えること

朝日新聞参照
http://www.asahi.com/articles/ASKCJ563TKCJUOOB00L.html

LINE社は16日、SNSを活用した中高生のいじめ相談を全国的に広げるため、「全国SNSカウンセリング協議会」を年内にも立ち上げると明らかにした。カウンセリング事業者や有識者などが加わり、ノウハウの蓄積や人材育成を目指すという。

LINEなら…生徒悩み相談続々 2週間で1年分超える
 長野県教育委員会が9月、LINEを使って中高生の悩み相談を受け付けたところ、2週間で1579件のアクセスがあり、547件の相談に乗ることができた。電話相談の約55倍のペースで、LINE社と一緒に会見した長野県教委の担当者は「想定以上に効果が大きかった」と語った。

 LINE社には現在、10~20の自治体から問い合わせが来ており、取り組みを全国に広げていきたい考えだ。同様の試みは今月から大津市で試行が始まっているほか、文部科学省もSNSの活用を検討している。

 ただ、SNSは中高生が気軽にアクセスできる一方、表情や声がわからず、短い文章のやりとりになるなど、コミュニケーションの方法に難しさもあるため、協議会を立ち上げる。長野での相談業務に携わった関西カウンセリングセンターの古今堂靖理事長は「SNSに対応できる相談員を養成していくことが急務だ」と会見で語った。(岡林佐和)

確かにSNSが相手の感情や性格を汲み取りがたいことは確か。「辛い」の一言も愚痴を言ってすっきりするものから、本当に死にたいほどの苦しさを表しているものもあって本当のところは、汲み取りがたい。書き方によっては、いくらでも別人格になれるし、本音を隠すことができるのだ。電話なら、声のトーンの調子、大きさで相談者の気持ちをくみ取ることは可能である。対面相談なら、表情や仕草、顔、服装も含めものすごく多くの情報が入ってくる。だから、とてもわかりやすい。SNSなどネットで描かれる言葉は文字だけのため、本当のところ、真意がつかみにくい。ずっと、一人の人を追って、経過観察をしていると、その人の書き方ののパターンがわかり、これはその人の様子を見てればいいだけなんだな、ここで危機介入すればいいんだなということもわかってくる。しかし、LINEでの相談場面では、経過観察を行うということは難しいことなのだろうと思う。
今日NHKでも、LINE相談についてもとりあげ、LINE相談へのカウンセラーへの訓練方法のひとつとして、オウム返しをあげていた。オウム返しは、相談者の言ったことをそのまま返すので非常に安全な方法なのだろう。支持的療法や来談者中心療法もこのやり方が含まれる比較的安全な技法で相談者の気持ちにあくまで沿って、サポートしていく。カウンセラーがこれだと思うようなアドバイスはしないほうが安全。SNSの相談については、どこまでも相談者さんの気持ちに寄り添うことが、ケア場面を安全にし、一番必要なことだと思う。

雲のつぶやき

曇ったガラスをぴかぴかにしたくて

本棚の本きれいに並べたくて

新しい知識を知りたくて

ノートもきれいにまとめたくて

それからあの人へのフォローも忘れないようにと



こころがあたふた急ぎます

どんどん坂道を走るように転げます

あせっているから忘れもの

こころが走っているからドタバタドタバタ




ふと、空を見上げたら、雲がゆっくりふわふわ流れていて

もっとゆっくりでいいよ、あなたのペースでいいよとつぶやいているような気がして

恥ずかしくなりました

窓ガラス越しの優しい日差しの中で

お茶でも飲んで呼吸をしましょう


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